味噌汁にはわかめ、その新たなる理由

味噌汁の具材について(納豆編)

2020年09月15日 10時50分

疲れが溜まっていくら休んでも回復しないと言う人に、納豆は勧められています。 毎日、習慣のように納豆を食べている人に元気な人が多いのは確かです。 それは、疲労回復に効果のあるビタミンB1にあります。

かと言って、その納豆が味噌汁の具材ランキングで上位に入っているのはなぜか、これは良く分からないでしょう。 もちろん、味噌汁の具材としては変り種になります。 納豆を味噌汁にいれたものは、納豆汁と言われ山形県では郷土料理になっています。 納豆も味噌に劣らず、日本を代用する典型的な発酵食品です。 味噌の効果を納豆で増幅しているかのような組み合わせになるのです。 気になるのは、味噌のせっかくの風味が納豆に押し負けるところでしょう。 ですが、逆に納豆の臭さが味噌の香りで和らげられます。 さらに、ネギなど薬味を振りかければさらに納豆が食べやすくなります。 納豆のネバネバ感も味噌汁で薄らぎます。

納豆は体に良いのはみんな知っていますが、苦手な人もまた多いのです。 納豆の難題をクリアしてくれる良い食べ方と言えます。 気を付けておくのは、納豆に含まれている血栓溶解作用のあるナットウキナーゼが熱に弱いところです。 火にかけ過ぎず完成前にさらっと混ぜ込むのが健康的な食べ方になります。